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症例報告 141 [主訴:顔面、手背、体幹の掻痒を伴う紅斑、結節、色素沈着、色素脱失]

<症例> 70歳、男性
<主訴> 顔面、手背、体幹の掻痒を伴う紅斑、結節、色素沈着、色素脱失
<家族歴> 特記すべきことなし
<既往歴> 急性アルコール性肝炎、脂質異常症、ピタバスタチンカルシウム、ウルソデオキシコール酸を内服中
(症例提供) 奈良県立医科大学 皮膚科学教室 准教授 小豆澤 宏明 先生
(監修) 奈良県立医科大学 皮膚科学教室 教授 浅田 秀夫 先生

現病歴

10年前から顔面、手背、体幹に強い掻痒が出現し、掻破していた(写真1)。近医皮膚科を数カ所受診し、光線療法やステロイド外用、抗ヒスタミン剤内服を処方されたが改善しないため当科を受診した。屋外での仕事をしている。

症例写真1

写真1

Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

皮膚科領域

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