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症例報告 146 [主訴: 両下腿の有痛性皮疹]

<症例> 60歳、男性
<主訴> 両下腿の有痛性皮疹
<家族歴> 特記事項なし
<既往歴> 多発性腎嚢胞(腹膜透析導入)
(症例提供) 埼玉医科大学皮膚科学教室 助教 宮野 恭平 先生
(監修) 埼玉医科大学皮膚科学教室 教授 土田 哲也 先生

現病歴

総胆管結石胆管炎に対し内視鏡的逆行性膵胆管造影、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ施行。その数日後に内視鏡的乳頭切開術施行し胆泥除去した。その5日後より血清アミラーゼ325U/L(P型アミラーゼ 320U/L)と上昇を認めた。その4日後より両下腿に有痛性紅斑が出現した(写真1)。発熱はなく、口腔内および陰部に潰瘍・びらんは認めない。

写真1

症例写真1
Q1. 考えられる診断名は?
Q2. 鑑別すべき疾患は?
Q3. 必要な検査、原因、治療は?

皮膚科領域

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