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日本人を含む国際共同第相試験(HAWK:C001試験)
有効性

社内資料:有効性に関する概括評価[20200027]承認時評価資料
社内資料:全有効性試験結果の比較検討[20200028]承認時評価資料
社内資料:国際共同第相試験(C001試験)[20200011]承認時評価資料
Dugel PU, et al. Ophthalmology 2020;127(1):72-84[20190561]
COI:本研究は、ノバルティスの資金により行われた。本論文の著者のうち2名はノバルティスの社員、1名はノバルティスのサイエンス アドバイザリーボードのメンバー、2名はノバルティスの顧問である。著者にはノバルティスよりコンサルタント料/助成金/謝礼金/研究費を受領している者が含まれる。

主要評価項目:48週・その他の副次評価項目:96週、各評価時点
最高矯正視力スコアのベースラインからの変化量の推移

48週における最高矯正視力スコア※1のベースラインからの変化量において、ベオビュのアフリベルセプトに対する非劣性が検証されました(片側p<0.0001、ANOVA※2)。
また、96週におけるベオビュの最高矯正視力スコア※1のベースラインからの変化量は+5.9文字でした。

最高矯正視力スコアのベースラインからの変化量

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 ベースラインの最高矯正視力区分(≦55文字、56~70文字、≧71文字)、年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした

最も重要な副次評価項目:36~48週の平均値
最高矯正視力スコアのベースラインからの平均変化量

36~48週の最高矯正視力スコア※1のベースラインからの平均変化量において、ベオビュのアフリベルセプトに対する非劣性が検証されました(非劣性マージン:-4文字、片側p<0.0001、ANOVA※2)。

最高矯正視力スコアのベースラインからの平均変化量

注) ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 ベースラインの最高矯正視力区分(≦55文字、56~70文字、≧71文字)、年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした
※3 片側

その他の副次評価項目:16週、48週及び96週、各評価時点
中心窩網膜厚のベースラインからの変化量の推移

16週及び48週における中心窩網膜厚※1のベースラインからの変化量において、ベオビュのアフリベルセプトに対する優越性が検証されました〔片側p=0.0008(16週)及び片側p=0.0012(48週)、ANOVA※2〕。

中心窩網膜厚のベースラインからの変化量

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

16週及び48週における優越性の検証的解析はHAWK試験のみ実施。片側有意水準0.005として検定。
※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 ベースラインの中心窩網膜厚区分(<400μm、≧400μm)、年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした
※3 片側

その他の副次評価項目:16週、48週及び96週
IRFまたはSRFが認められた患者の割合

16週及び48週のIRFまたはSRFが認められた患者※1の割合において、ベオビュのアフリベルセプトに対する優越性が検証されました〔片側p<0.0001(16週)及び片側p=0.0001(48週)、ロジスティック回帰※2〕。

IRFまたはSRFが認められた患者の割合

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

16週及び48週における優越性の検証的解析はHAWK試験のみ実施。片側有意水準0.01として検定。
※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 ベースラインのIRFまたはSRFの有無、年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした
※3 片側

その他の副次評価項目:16週、48週及び96週
sub-RPE fluidが認められた患者の割合

ベオビュの16週、48週及び96週のsub-RPE fluidが認められた患者※1の割合は、18.7%、13.5%及び10.9%であったのに対し、アフリベルセプトでは27.3%、21.6%及び14.7%でした。

sub-RPE fluidが認められた患者の割合

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

※1 欠測値はLOCF法を用いて補完
※2 ベースラインのsub-RPE fluidの有無、年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした

その他の副次評価項目:16週
16週で疾患活動性を示した患者の割合

16週で疾患活動性を示した患者の割合において、ベオビュのアフリベルセプトに対する優越性が検証されました(片側p=0.0013、ロジスティック回帰※1)。

16週で疾患活動性を示した患者の割合

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

95%信頼区間はブートストラップ法を用いて算出した。
※1 年齢区分(<75歳、≧75歳)、群を固定効果とした
※2 片側

その他の重要な副次評価項目:48週・その他の副次評価項目:96週
試験開始から12週間隔投与を維持した患者の割合

ベオビュで試験開始から12週間隔投与を維持した患者の割合は、48週で55.6%、96週で45.4%でした。

試験開始から12週間隔投与を維持した患者の割合

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

※ 48週前最後の疾患活動性評価時点である44週まで12週間隔投与を継続した患者の割合と、96週前最後の疾患活動性評価時点である92週まで12週間隔投与を継続した患者の割合をKaplan-Meier法を用いて推定

その他の重要な副次評価項目:48週・その他の副次評価項目:96週
導入期直後から12週間隔投与を維持した患者の割合

ベオビュで導入期直後から12週間隔投与を維持した患者の割合は、48週で85.4%、96週で69.6%でした。

導入期直後から12週間隔投与を維持した患者の割合

注)ベオビュ3mg群の試験成績は承認された用法及び用量の範囲外のため、有効性に関する試験成績からは削除しました。

※ 48週前最後の疾患活動性評価時点である44週まで12週間隔投与を継続した患者の割合と、96週前最後の疾患活動性評価時点である92週まで12週間隔投与を継続した患者の割合をKaplan-Meier法を用いて推定