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バーチャルde骨髄線維化の鑑別

悪性リンパ腫

監修:名古屋第一赤十字病院 病理部 副院長・部長 伊藤 雅文 先生

リンパ腫の骨髄浸潤では、線維化を伴う場合が多い。T細胞性リンパ腫、ホジキンリンパ腫はB細胞性リンパ腫に比べ線維化が強い。線維化はリンパ腫や肉芽性病変に付随して見られる。MF-2~3の線維化は稀である。Low grade B-cell lymphomaは、骨梁に沿った浸潤を呈するが、MF-1~2程度の線維化リンパ腫の部位に認める(図1)。

図1.濾胞性リンパ腫骨髄浸潤

Low grade B-cell lymphomaでは、骨梁に沿ったリンパ腫細胞の増生が特徴的である。
リンパ腫浸潤は軽度の細網線維増生を伴う。
(左上:AS-D Giemsa染色、右上:CD20免疫染色、左下:鍍銀染色)

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